慢性的炎症部位でつくられる炎症物質が血管や臓器を傷める
血管そのものが炎症を起こして臓器に悪影響を及ぼす
かつてリウマチと診断されると、骨の病気だとして整形外科のお医者さんにかかったものです。
そして整形外科医は関節しか治療しませんでした。
しかし最近では、リウマチが関節だけではなく、全身病であるとの認識となり、リウマチ科とかリウマチセンターという形で関節ばかりでなく内科とも連動して総合的にケアする医療体制ができています。
なぜ、リウマチが全身病なのかというと、関節の慢性的な炎症によって、数多くの炎症物質が作られることになります。
この物質がいろいろな臓器や血管を傷めてしまうからです。
骨粗鬆症、動脈硬化、アミロイドーシスなどを引き起こします。
アミロイドーシスとは、アミロイドという異常なタンパク質が様々な臓器に蓄積し、その機能を悪化させるという病気です。
そのほか肺や目などにも疾病が起きることがあります。
さらに、作られた炎症物質によって、血管そのものにも炎症が起きます。
このため血流が悪くなって、組織障害や壊死も起こります。
特にリウマチ患者さんに多い訴えは、手足のしびれやむくみ、指先が青白くなるレイノー症状などです。