リウマチ・症状・治療

関節リウマチの症状

はじまりは2、3の関節。
でも病気が進むうち、全身の関節に病変が広がる・・・
これが関節リウマチの特徴です。
いったん変形すると元に戻りません。
変形する前の、早期治療が大切です。

 

おかされる関節それぞれで動きが不自由になっていく

関節リウマチという病気の本体は、滑膜の炎症(滑膜炎)にあります。
ということは、滑膜のある関節なら全身、どの関節でも関節リウマチが起こる可能性があるわけです。

 

そこで、全身のおもな関節の病変の特徴について見ていきます。

ほぼ全員に病変が出る「手の関節」

手の関節には、指関節と手首の関節とがあります。指の関節は、親指を除き、それぞれ3個の関節があります。3個の関節は、医学的には、先のほうから「DIP」(遠位指節関節)、「PIP」(中手指節関節)、「MP」(近位指節関節)といいます。専門用語でやっかいですが、関節リウマチの場合、最初におかされるのは手指...

≫続きを読む

小さな骨が集まる「足の関節」

指の関節も、手指と同じように構造が簡単なため、骨と骨がずれやすくなっています。ただ指の関節は、手に比べると、滑膜が少ないため、変形のレベルは軽い傾向があります。足の変形は、初期から、指の付け根の関節(MTP関節)と足裏に起こりやすいといえます。足はいくつかの小さな骨が集まり、モザイクのような複雑な関...

≫続きを読む

おかされると進行が早い「股関節」

股関節は、太もも側の大腿骨等と、それと噛み合う骨盤側の寛骨臼とからなる臼状の関節です。関節リウマチの初期は、股関節障害は少ないのですが、病気がはじまって3〜10年くらいの間に、15〜40%の人に病変が及ぶとされています。関節リウマチの股関節障害は、勝膜炎による関節破壊と、ステロイド薬または血管炎によ...

≫続きを読む

肩・ひじ・頸椎の関節

肩の関節は、あらゆる方向に動くことが可能になっていて、人体では最も可動域が大きいところです。ここが関節リウマチにおかされると、炎症は関節の周囲にも広がり、上腕の筋肉にも影響していきます。肩の関節症状が進むと、上半身の運動能力が制限され、ひじの関節障害ともあいまって、洗顔、洗髪、服の脱ぎ着など、日常生...

≫続きを読む

炎症が関節の変形を起こす段階

関節リウマチは炎症を起こした滑膜が増殖して関節までを破壊し変形を引き起こします。その段階は4つのステージに分類されています。まず初期の第1ステージです。滑膜に起きた炎症は、ますます滑膜を増殖させます。関節腔には関節液がたまって関節は紡錘状に腫れてきます。たまった関節液は骨のカルシウムを奪い、骨の内部...

≫続きを読む