若年性リウマチ
若年性リウマチは16歳以下の女児に多く発症し3つの病型がある
関節リウマチは、40歳〜50歳にかけての女性にかかりやすい病気ですが、16歳以下の子供に原因不明の関節炎が起こることがあります。
これを特に若年性関節リウマチと呼んでいます。
症状から分類すると、全身型、多関節型、少関節型の3種類に分類されます。
朝のこわばりがひどいので、非常に不機嫌で、なかなか起きようとしません。
発熱を繰り返したり、発疹が出たりします。
発病して2〜3年くらい経過した頃、眼球内にある円盤状の膜である虹彩が炎症を起こす虹彩炎を合併することもあります。
治療が遅れると、眼圧が上がって視力障害を起こす緑内障になったりするので注意しましょう。
病気が進行すると、軟骨や骨が破壊されて、骨が固まってしまう状況は関節リウマチと同様です。
このため、早期に積極的な治療をする必要があります。
全身型の場合は、1日のうちに40度の高熱となり、その日のうちに37度くらいまで解熱するという弛張熱という症状を繰り返します。
発疹や胸膜炎、心膜炎なども合併症として起こります。
2歳前後と10歳前後に発症のピークがあります。
およそ半数が成人の関節リウマチに移行していきます。
また多関節型は、10歳以上の女児が圧倒的に多いのが特徴です。
脊椎に炎症が起きると発育障害が起こる心配があるので、早目に治療することが必要です。
少関節型は比較的日本人には少なく、欧米人に多い型です。
子供の場合、関節痛を成長痛と誤認されることがありますが、朝方に症状が強く出て、左右対称の部位の関節の炎症が起きます。
ひざ、足首、ひじ、手首などの関節が痛みます。
顎関節や手指の関節など小さい関節にも炎症が起こることがあります。