関節リウマチは遺伝するのか
かつて、リウマチ患者さんは、クヨクヨしていて暗い性格なのにどこかわがままというふうに周囲から評価されていたこともあります。
発症の原因がつかめず、治療が長引くうえに、常に痛みがあるのですから、明るく楽しそう振る舞え、というほうが無理だといえるでしょう。
「リウマチ気質」などといわれ、性格が暗いからリウマチになる、とまで酷評されていました。
もちろん、リウマチになりやすいか、なりにくいかには、性格は全く関係ありません。
また、遺伝病だといって、恐れる人もいます。
確かに、リウマチの発症には、免疫に関係の深い遺伝子HLAのうち、DR4という特定の遺伝子が深く関わっていることがわかっています。
しかし、このことが発症の決定的なものとはいいきれません。
また一卵性双生児では、二卵性双生児の場合よりも、一方がリウマチになると、もう1人のほうも発症しやすいというデータもあります。
ただし、それも4分の1の確率といわれており、極めて高いわけではありません。