抗リウマチ薬は、これまでの炎症や痛みを鎮めることからさらに遡って、炎症を起こすきっかけとなる免疫に働きかける薬です。
これらの薬品は、臨床的な経験を通して効果が発見された薬剤です。
働き方によって代謝拮抗薬、免疫抑制薬、免疫調節薬、SH基剤、サルファ剤、金製剤などがあります。
これらの薬は、どの薬剤が強いか弱いかということはなく、人によってよく効く場合と効かない場合がああります。
また、長く服用していると、だんだん効かなくなる場合もあります。
抗リウマチ薬は、効果が出るのも比較的ゆっくりで、2〜3カ月くらいかかります。
副作用が出るのも比較的遅い場合があり、服用を始めてから半年から1年くらいで出ることもあります。
代謝とは、細胞が増殖する際に、必要な物質を作り出すことです。そしてこれらの必要な物質の産出を抑制すれば、細胞は増殖できないことになります。この理論を応用した薬です。免疫システムで重要な役割を果たす白血球やリンパ球に作用して、免疫を抑制します。骨髄幹細胞からTリンパ球が作られるのを阻止する効果があると...
≫続きを読む
SH基剤が免疫異常を起こす免疫複合体をバラバラにしてしまいます。また免疫に関係するタンパク質である免疫グロブリンを減らし、T細胞の働きを抑えます。副作用としては、かゆみやタンパク尿が出ることがあります。日本で開発されたプシラミン(リマチル)は、服用後1〜2カ月で効果が出るとされ、比較的安全度が高い薬...
≫続きを読む
T細胞やB細胞、マクロファージなどは抗原に出会うと、反応したり増殖したりします。この瞬間、これらの細胞は形状が大きくなるという共通の性質を持っています。サルファ剤は「大きくなるな」とメッセージを送り、これらの細胞の反応や増殖を抑えます。副作用は胃腸障害のほか、タンパク尿、発疹などがあります。サラゾス...
≫続きを読む
金製剤に含まれる金は純粋な金ではなく、有機化合物となったものです。金属が細胞内に取り込まれる特徴を利用したものです。白血球の中にはライソゾームという細胞内器官があります。ここから分泌される消化酵素が化学反応を起こし炎症が起こるといわれています。そこで、金製剤を使ってライソゾームに金を蓄積させます。す...
≫続きを読む